2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
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カメラ雑文

[661] 2009年05月04日(月)
「北海道ドライブ(1日目)」


北海道へのドライブについては、我輩の一人旅のため、当然ながら家計からの出費は渋くなる。
しかし食費については、多少割高になるとはいえ、旅行に行こうが行くまいがどちらにしても出費は必要。我輩はその理屈をうまく交渉に利用し、フェリー代往復4万円のみを我輩が負担(家計からの借金)することでヘナチョコ妻と合意に至った。

ただしこの交渉は旅行予定日の直前まで続いたためフェリー予約もギリギリだったが、一般人よりも1週間早いゴールデンウィークのせいかどの船室も選べる状態で助かった。
フェリー会社は「新日本海フェリー」。新潟と小樽を結ぶ航路で、4月26日(日)の10時半出航の便に乗る予定。
当初、一番安い2等船室を考えていたが、雑魚寝ではプライバシーも無く気疲れも大きいと思い、1,500円高くなるが2等寝台を選んだ。これならベッドとカーテンがある。

さて出発前日の4月25日(土)、雨が降り出し風が出てきた。天気予報によれば、低気圧が西日本から移動中とのこと。
情報によれば、津軽海峡を渡るフェリーが悪天候のため欠航し、大洗発のフェリーも大幅な遅れが出る模様。ところが我輩が予約を入れた新日本海フェリーでは特にそれらしい情報が無い。ウェブサイトには「出航に遅れはありません」という言葉すら無く、大丈夫なのかそうでないのかが分からないのである。そうなると、こちらも予定通りに進める以外に無い。

さて、車中泊には通常、シュラフ(寝袋)が必要とされるようだが、我輩はシュラフを持っていないし、必要性を感じない。極寒の季節でもないのだから普通の布団でも良さそうだが?
今回、自宅で寝る状態をそのまま再現するため、普段使っている布団や毛布、そして枕などの寝具をそっくり車内へ持ち込んだ。そして、車中泊に問題点は無いかを洗い出すための最終確認として出発前の夜にその状態で寝てみたのだが、枕の固さや掛け布団の重さ、そして毛布のニオイなどがいつもと同じでリラックス出来た。
問題は何も無いはず。


<4月26日(日)>

4月26日(日)の早朝1時半頃、目覚まし時計が鳴って起きた。
外は相変わらず雨が降っている。クルマの窓ガラスには結露があったが、窓は多少開けていたため特に息苦しさは感じない。北海道では気温がどの程度まで下がるか分からないが、窓の開け方を調整して対応することになろう。

荷物を積み込んだところ、助手席とその足下、そして後部座席の足下にスペースがあるため、意外にも荷物が積めた。また、トランクスペース下のスペアタイヤ周りに空間があるので、頻繁に使わないものをそこに突っ込んでおいた。
今回、ザックやトレッキングシューズなどの登山装備も念のために積んであるが、それでも窮屈感はあまり無いのは自分でも驚いた。やはりセダン車中泊にはトランクスルーは必須オプションであろう。

2時頃に家を出発、途中でガソリンを満タン給油して高速道路に乗った。
カーナビゲーションによれば、到着予定時刻は6時半となっている。新潟港までは出航時間の1時間前まで、つまり9時半までに着けば良いのだから余裕はかなりある。

今回の旅では燃費は重要と考え、時速80kmをキープしてなるべくアクセルを一定にして走らせた。すると14.5km/Lと、このクルマにしてはなかなかの燃費を記録した。

<14.5km/Lの燃費>
14.5km/Lの燃費
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 04:17

雨は止みそうに思うとまた激しく降り出したりして一定しない。風は比較的強く、フェリーがどうなるか少し不安になる。
夜が明け始めて景色が明るくなってくると、周りの山々に雲が立ちこめているのが見えてきた。

<赤城高原SAからの眺め>
赤城高原SAからの眺め
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 04:48

のんびり行くつもりで、小刻みにパーキングエリアで休憩を入れたのだが、同じ場所でも雨が降ったり止んだりを繰り返す。

空が明るくなってきたので少しピッチを上げたほうが良いかと思い、時速100km付近まで増速したが、意外にも燃費は悪化しなかった。安定してアクセルを踏んでさえいれば問題無いのだろう。

<雨が降ったり止んだり (谷川岳PAにて)>
雨が降ったり止んだり (谷川岳PAにて)
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 05:52

途中、激しい雨に見舞われて視界が悪くなる。天候があまり良くないことからフェリー航行に影響が出ないかが気になる。
遅れは覚悟しているが、まさか欠航になったりしないだろうな・・・。

<激しい雨に遭遇>
激しい雨に遭遇
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 06:25

8時過ぎに新潟港に到着。相変わらず天気が良くない。
フェリーは欠航にはなっていないようだったが、係員の話によれば、場合によっては遅れがでるかも知れないとのこと。まあ、どうせ早朝4時半に着くのだから少しくらい遅れたほうがちょうど良い時間となって良いとも言える。

<新潟港のフェリー乗り場に到着>
新潟港のフェリー乗り場に到着
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 08:10

9時40分頃にフェリー搭乗が始まり、クルマを停めた後、必要な荷物だけを持って階段を上がってカウンターで2等寝台の割り当てをしてもらう。
もし連れがいる場合には同じ一角で寝台の割り当てを、一人客の場合には他の一人客と隣り合わせになるようだ。

<フェリーに搭乗>
フェリーに搭乗
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 09:49

我輩はとりあえず荷物をベッドに置き、唯一の貴重品であるデジタルカメラ「EOS 5D Mark2」を持って船内や港の風景などを撮って回ったりした。
空は晴れたかと思えばすぐに曇り、なかなか安定しない。天気予報によれば北海道では雪が降るという話だが・・・。しかし次の日の到着までには天気は回復する見通しとのこと。

フェリー出航は定刻通り10時半であった。
低気圧の影響で船はそれなりに揺れるかと思ったが、船が大型のためかそれほどの揺れは感じない。強烈な揺れで船酔いが心配だったのだが、特に心配する必要は無かったようだ。

昼食はカフェテリア式のレストランで、650円の牛丼を食べた。一番安いメニューを選んだつもりだが、それでも安くはない。
もちろん、コンビニ弁当を持ち込んでいればもっと安く済んだろうが、2等寝台の乗客としては、せめて食事は食堂で暖かいものを食べたい。

<昼食は650円の牛丼>
昼食は650円の牛丼
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 12:07

強風のため甲板上への立ち入りは禁止されていたが、窓から外を見ると白波が少し立っており、風の強さを感じさせた。

<海面は白波が少し立っている>
海面は白波が少し立っている
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 17:42

夕食時、昼食と同じくカフェテリア式で、好きなものを取って最後に会計をするようになっている。
しかし夕食は品数が多く、会計すると1,120円もの高価な夕食になってしまった。「肉じゃが420円」は量的に多いから仕方無いとして、「サンマの甘露煮300円」は予想外の値段。しかしこれが特別に旨かったのだから、喜んでよいものか悲しんでよいものか・・・。

<夕食は予算オーバーの1,120円>
夕食は予算オーバーの1,120円
[Canon EOS 5D Mark2/24-105mm] 2009/04/26 18:03

食後はすぐに風呂に入り、次の日の到着も早いことからすぐに就寝した。早朝4時半に小樽港到着予定のため、乗客は3時半には起こされることになる。

ところが夜中近くに船体の揺れが激しくなって目が覚めた。左右に揺れるローリングではなく、前後にお辞儀するように揺れるピッチングが激しく、まるでエレベーターに乗って上下に動いているかのような気分であった。上がる時は良いが下がる時は頭がヒヤッとする。少し頭が重かったため、恐らくは軽い船酔いにもなっていたことだろう。

しかもそれだけでなく、その揺れに伴って船体の底のほうから「ドガガーン!」という何かがぶつかる音がする。揺れが1往復するたびに「ドガガーン!」と音が響く。「もしかしてクルマ同士がぶつかったりしてるわけじゃないだろうな・・・。」などと心配しながら、大きな揺れを我慢しながら寝るしか無かった。しかし、夢の中にまで揺れが襲ってきたのには参った。

あと数時間我慢すれば港に着く。それまでの辛抱・・・。