2000/04/05
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表紙

1.主旨と説明
2.用語集
3.基本操作法
4.我輩所有機
5.カメラ雑文
6.写真置き場
7.テーマ別写真
8.リンク
9.掲示板
10.アンケート
11.その他企画

12.カタログ Nikon
 F3 (F3H)
 FM3A
 FM2
 FM
 FE2
 FE
 FA
 FG
 FM10
 FE10
 F4
 F-401X

Canon
 AE-1P
 AE-1
 newF-1

PENTAX
 K1000
 KX
 KM
 LX
 MX
 MZ-5
 MZ-3
 MZ-M

OLYMPUS
 OM-3Ti
 OM-4Ti
 OM-2000

CONTAX
 ST
 RTS III
 Aria
 RX
 S2

MINOLTA
 X-700
 XD

RICOH
 XR-7M II
 XR-8SUPER


<RICOHについて>


  • 「リコー」の名前の由来は、旧社名の「理研光学工業」を略した。
  • 1936年創業。
  • OA機器メーカーとしても有名。
  • デジタルカメラやCD−Rドライブなどのデジタル分野にも進出。
  • ペンタックスKマウントの安価なカメラがウリ。


1988年の「ポピュラーフォトグラフィー(米カメラ雑誌)」に載っているリコーの広告が興味深い。アメリカだと比較広告は珍しくないのだが、リコーの場合、比較するものが会社としての方針を示している。
2枚の写真が大きく並べられ、「右の写真は1,000ドルの某社のカメラで撮った写真、左のは600ドルの我が社のカメラで撮った写真」、というものだ。どちらの写真も同じに見える。
つまり、「ウチは安くて質が良い」ということを言いたいのだ。

それ以前のリコーは、これでもかと言うほどの機能を満載したカメラを作っていた。最終的には16モードAEというものまで出た。しかし、たった5モードAEのキヤノンA−1にはライバルでさえなかった。
結局は、他社と同じ事をしても売れないと理解したのか、リコーは徹底的に安いカメラを売るようになった。それが今日のニコンFM10やオリンパスOM−2000などのOEMを生み出し、リコーの有るべき場所(いわゆるニッチ)を獲得することなったのである。
他社の売れ筋のカメラを横目に見て、必要とされるカメラをコツコツと作り続けて行って欲しいものだ。